OSXにWineをインストールしてWindows無しでWindowsアプリを実行する

Wineを使うとParallels DesktopVMware FusionOracle VM VirtualBoxといった類いの仮想化ソフト無しにWindowsアプリを実行する事が出来ます。対応ソフトは日々増え続けており、AppDBで参照する事が出来ます。AppDBに記載されていないソフトが動作するケースも多いです。

Wineインストール

brew install wine

brew install wineを実行すると、○○(ライブラリ名)を--universalでインストールしてくださいと表示されます。したがって、brew install wineが成功するまで--universalでインストールされていないライブラリを削除します。

brew uninstall ライブラリ(例:jpeg)

Wine設定

  1. 言語を設定します

    ~/.zshrc等に以下を追加して再読み込みします。

     export LC_ALL=ja_JP.UTF-8
    
  2. 以下のGistから設定ファイルをダウンロードします。

    mattintosh4/osx-wine.inf

  3. 上記Gistからダウンロードしたosx-wine.infに対して以下を実行します。

    /usr/local/bin/wine rundll32 setupapi.dll,InstallHinfSection DefaultInstall 128 ./osx-wine.inf

Windowsアプリ実行

  1. windowsアプリのディレクトリで以下を実行します

    wine ./windowsアプリ.exe

explorer.exe

Windowsといえばexplorer.exe。wineでエクスプローラーを使いたい場合、以下を実行するとexplorer.exeと似たようなアプリが起動します。

wine explorer